国鉄労働者1047名の解雇撤回、政府はILO条約を守れ !
鉄建公団訴訟勝利12.1全国集会

いつ:2004年12月1日(水)
どこで:日比谷野外音楽堂
主催:12.1全国集会実行委員会
リポーター: M.T.さん
QR‥Q壮国舜会の様子‖会場に大勢の人』が駆けつけています| 12月1日,“国鉄労働者1047名の解雇撤回 政府はILO条約を守れ!鉄建公団訴訟勝利12・1全国集会”が行われ,4300名の人々が会場を埋めました。

 闘争団の決意表明では,国労闘争団,全動労争議団,動労千葉争議団がそろって壇上に並び盛大な拍手を受けました。代表して鉄建訴訟原告団の酒井団長が「1047名の団結と,支援の力で勝利に向かって闘う」決意表明されました。

 前日の11月30日,国労闘争団から新たに鉄建公団訴訟に加わり,全動労争議団,動労千葉争議団も訴訟に加わることが表明されました。

 集会は,呼びかけ人代表の下山房雄氏(九州大学名誉教授)から主催者あいさつが述べられ,続いて当該3闘争団・争議団からの決意表明が行われました。
 さらに,カンパの呼びかけの後,呼びかけ人の伊藤誠氏,佐高信氏,芹澤寿良氏,戸塚秀夫氏の4氏から連帯・激励のあいさつがありました(鎌田慧氏は所用があり不参加とのこと)。呼びかけ人の各氏からは,「1047名団結,3闘争団・争議団の団結こそが勝利の道」であることが口々に語られました。
 また,四国と新潟の代表の方から連帯のあいさつがありました。

 全動労争議団家族の方が集会アピールを行い,最後に国労高崎地本の中村委員長の集約と団結ガンバローが行われました。


   <当日の写真集,アピールはこちらです
   <当日の学生の感想 レーバーネットより
   <当日の“がんばれ闘争団 ともにGO!”の報告へのリンク
櫻井よしこvs高橋哲哉・対論集会

いつ:2004年12月2日(木)
どこで:さいたま市浦和区「さいたま会館」
主催:さいたま弁護士会
リポーター: R.M.さん
 12月2日(木)、さいたま市浦和区の「埼玉会館」で行われた「対論・いま、憲法9条の『改正』は必要か?〜櫻井よしこvs高橋哲哉〜」(埼玉弁護士会主催)に参加してきました。櫻井さんのように私とは大きく異なる立場をとる人の話を聞くのは、ある意味「貴重」な機会であり、「興味深く」聞かせてもらいました。

 櫻井さんはまず、「改憲」をタブー視したり、何かの「一大事」であるかのような見方は「古いワク」にとらわれた発想だと切り捨て、とにかく憲法は変えてもいいもの、変わるべきものという意識を定着させたいということを強調。「知る権利」「環境権」がないことを理由に挙げています。

 さらに、現憲法が「平和憲法」と呼び習わされていることにも疑問を呈し、世界の多くの憲法に「平和条項」が入っているのに「平和憲法」とは言われていないのだから、憲法の上に「平和」などという形容詞はいらない、とも。

 そして、国家観、安全保障観に話が及ぶと、櫻井さんの「地金」が露わになってきます。曰く、現憲法は成立のプロセスからして「国民の憲法」ではなく、「日本人のこころ」が入っていない。曰く、権利ばかりで義務規定が少ない。曰く、日米安保は「国益」のために必要。曰く、安全保障は「脅威」の相手と同等か、それ以上の軍事力で対抗すべき。曰く、日本による過去の植民地支配等も「現在の価値観でもって悪と断ずることはできない」。

 中国や朝鮮半島の「危機」や「脅威」を強調し、現在の韓国政治の潮流に対しては「無血革命による北朝鮮化」などというレッテル貼り発言まで飛び出しました。また、イラク戦争に関してもフセイン政権の独裁ぶりを理由に、肯定的なニュアンスを強くにじませていました。「日本」「日本人」「国民」「国益」の言葉の多用も目立ちます。

 もちろん、高橋さんからは的確な反論がなされました。
「知る権利」「環境権」については憲法13条、25条で保障されており、改めて書き加える必要はない、義務規定の強化は「主権者>統治機構」という立憲主義の基本を脅かすもの、非軍事的な安全保障や信頼醸成の規範としての憲法9条の存在は重要、という視点からの櫻井さんへの切り返しです。
植民地支配をめぐる発言に対しては特に力をこめて、「被害を受けた側にしてみれば、その当時から悪であった」とキッパリ。大きな拍手が上がりました。

 櫻井さんの話の中身的には総じて、改憲論としてよく聞かされてきたもので、目新しいものはありませんでした。結局のところ「軍事力による安全保障」と「加害者意識の欠如」が改憲論者に共通した本質であるということを改めて認識させられたところです。
12.12イラク戦争反対街頭行動

いつ:2004年12月12日(日)
どこで:千葉県船橋市
主催:STOP!有事法制船橋連絡会
リポーター: M.T.さん
 有事法制反対!船橋センター船橋・憲法を生かす会とめよう戦争への道!百万人署名運動京葉連絡会で作っているSTOP!有事法制船橋連絡会の主催でイラク戦争反対の街頭行動が行われました。

 ビラを配付し,署名を集めながら,参加団体が交代でマイクで,「米軍はイラク国民の虐殺を止めよ!」「自衛隊のイラク派兵延長反対!」「ただちに撤退を!」とアピールしていきました。

 百万人署名運動は,4人が“イラクからの自衛隊の撤退を求める署名”を取り組み,約40筆集めることができました。

 <当日の写真はこちらです>
日本を「戦争をする国」にする
教育基本法の改悪に反対! 共同街頭行動

いつ:2004年12月19日(日)
どこで:千葉県船橋市
参加団体:
船橋の教育を語る会,千葉県高教組船橋支部,船橋・憲法を生かす会,
      I(アイ)女性会議 船橋,とめよう戦争への道!百万人署名運動千葉県連絡会 
リポーター: M.T.さん
 船橋の教育を語る会他上記の団体で共同行動を初めて取り組み,20名余りの人が参加しました。
 教育基本法改悪が今度の通常国会で狙われていますが,「日本を『戦争する国』にする教育基本法の改悪に反対!」と教育基本法改悪反対をメーンテーマに戦争反対の街頭宣伝を行いました。ハンドマイクでそれぞれの団体から交代でアピールを行い,統一ビラを配付したり,署名を集めていきました。
 用意したビラははけてしまうという状況で,署名も若い人を中心に100人を越える人々が応じてくれました。

 当日の写真と当日のビラはこちらです
教育基本法の改悪に反対!
街頭宣伝行動

いつ:2004年12月26日(日)
どこで:千葉市
呼びかけ:とめよう戦争への道!百万人署名運動千葉県連絡会 
リポーター: M.T.さん
岳頭行動にて若者3人から‖教育署名を貰う 今年最後の街頭宣伝行動をおこないました。この日は,この後一大イベントの忘年会もあり,県下の各連絡会からの参加や初めての街頭宣伝行動への参加という人もいて9人の人が駆けつけてくれました。教育基本法改悪反対の署名が130筆余り集まり,イラク反戦の署名も若干ありました。
 この日は,いつもの場所に到着したら新潟中越地震の被害者救援の募金を取り組んでいる宗教団体の青年部の人たちがすでに陣取っていたため,「一緒にやらしてください」といって私たちも取り組みを行っていきました。しゃべりたくてうずうずしている人もいるようでしたが,ハンドマイクの使用は止めて,チラシの配布と署名集めの取り組みで行いました。
 反応は悪くはなく,ビラも結構(200枚位)はけていきました。

この一年,世界中がめまぐるしく動く中,百万人署名運動・千葉は駆け抜けてきました。同じく書名を貰っている賛同人の仲間鍛
 3・20イラク戦争反対集会や11・7労働者集会の大集会を頂点に,イラク反戦,有事法制反対,教育基本法改悪反対・憲法改悪反対などの街頭署名行動に毎週のように取り組み,北海道や沖縄などの現地行動や国会前行動にも出来る限り結集をしていきました。イラク写真展などの取り組みへも加わりました。また,習志野駐屯地への申し入れ行動の取り組みや船橋市や君津地域での他団体との共同行動の取り組みも前進しています。
 こういった行動を通して,「百万人署名」の賛同人数も県全体で1割余りの増加を実現することが出来きたものと思います。

 この1年間の取り組みをさらに発展させて,前進していきましょう。仁号待ちの間‖署名を呼びかける賛同人

有事法制反対! イラク多国籍軍派兵反対!
世界の戦争に反対する仲間たちと!


  <2004年12月の行動の記録 >